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関節症センター
手外科センター
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手の外科というと実際に何を扱っているのか?というのは患者さんから良く聞かれます。整形外科というと主体は肩、膝、腰であり、五十肩や変形性膝関節症、椎間板ヘルニアならご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、手の外科というとそれほどポピュラーな疾患はありません。では手の外科とはどういった疾患を扱っているのでしょうか。
手の外科では手指や手関節更には肘関節に痛み、痺れを生じうる外傷、疾患を全て扱います。手という器官自体は決して大きい器官でないにもかかわらず、日常生活において多くの動作は手が動かないと支障をきたします。繊細な動きを要求される器官だということは皆さんも日常生活で熟知のことと思われます。
指の関節の動きが少しだけだが悪い、ものをつかむ時に僅かだが痛みがある、それだけでもかなりの不自由をきたすことも稀ではありません。または指の関節が少し緩いだけでも痛みが生じることがあります。指や手関節をけがして昔近医を受診しレントゲン上何もないので突き指、単なる捻挫と言われ、湿布処置を指示されたが、時々気になる痛みが伴うと言った方はいらっしゃらないでしょうか。もしかすると靭帯を痛めており、靭帯の修復が不良なのかもしれません。

では具体的にはどのような疾患を扱っているのでしょうか?

手根管症候群

手関節の付け根に手根管というトンネルがあり、そのトンネル内を走っている神経が圧迫される病気です。
手の痺れ、指の使いずらさ等が生じます。

指、手関節の腱鞘炎

腱鞘炎というのは腱が通過する腱鞘というトンネルの部分が狭窄する病気です。
指が曲がりにくい、伸ばしにくい、引っかかるなどの症状が起きます。

指の変形性関節症

関節の使いすぎ、老化によって関節軟骨が摩耗します。痛み、腫脹が生じます。
指の第一関節に生じるものをヘバーデン結節、第二関節に生じるものをブシャール結節、親指の付け根の関節に生じるものを母指CM関節症と呼びます。

指、手関節の骨折(舟状骨骨折)、靱帯損傷

手は外傷が起きやすいです。突き指、打撲によって骨折、または靭帯の断裂が生じます。

腱の損傷

指を曲げたり、伸ばしたりする腱を切断すると指が動かなくなります。
縫合がなされてもリハビリがうまくいかないと癒着を生じ、結局は動かなくなります。

外傷後の関節拘縮

指の関節は骨折、靱帯損傷の後に硬くなることがあります。
また、掌の腱膜が硬化して拘縮を起こすことがありますが、デュピュイトラン拘縮という名前で呼ばれています。

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)

手関節の小指側にある軟骨円板です。膝でいうと半月板のような組織です。
半月板断裂の様に痛み、引っかかりの原因となります。

スポーツによる障害

スポーツによる障害は外傷が主です。骨折、脱臼の場合はレントゲン検査にて容易に診断できるのですが、いわゆる捻挫といったものの場合レントゲンに写らない靭帯の断裂が原因であるため安易に治療されることがありますが、靭帯の断裂にも程度があり、場合によっては手術が必要なこともあります。
また、スポーツでは使い過ぎなどにより各部位に腱鞘炎が起こることもあります。

関節リウマチによる手関節、手指変形

関節リウマチは関節が破壊され疼痛を生じる病気です。現在では生物学的製剤の開発により劇的に治療が進歩しておりますが、まだ手指の関節破壊により変形を呈する患者さんは多いです。スワンネック変形、ボタンホール変形など独特の変形パターンをとることが多く、日常生活に支障がある場合は手術を行います。

手の腫瘍(ガングリオン等)

指、手関節周囲には時々腫瘤形成を認めることがありますが、特に多いのはガングリオンです。なかにゼリー状の物質の詰まった腫瘤であり、良性ですが気になる場合は注射器で穿刺を行います。しかし、再発を繰り返す場合は手術を行うこともあります。


【肘関節について】

肘部管症候群

肘の内側に肘部管というトンネルがあり、この部位で神経(尺骨神経)が慢性的に圧迫されたり牽引されることで発症します。症状として手の痺れ、手の筋肉の麻痺などが生じます。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

手に力を入れると肘の外側が痛くなる病気です。中年以降のテニス愛好家に生じることからテニス肘と呼ばれていますが、実際、運動をしていない主婦の方にも起こります。年齢とともに肘の腱がいたんで起こると言われています。

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